北海道のお土産で最も人気がある商品の一つ「ドゥーブルフロマージュ」が有名な洋菓子店「ルタオ」。
店名は、お店の形を表すフランス語「La Tour Amitié Otaru」(小樽の友情の塔)の頭文字をアレンジして「LeTAO」(ルタオ)と名付けられたそうです。
ずいぶん前に誰かからルタオというのは小樽を逆から読んだものだと聞いて以来、ずっとなんかふざけた名前だなと思っていましたが違いました^^;
本店に来て、建物の形を見て、理由を聞いて、納得しました。
でも小樽駅でこんなの見ちゃうと、また勘違いしちゃいそうですw
ルタオ本店の場所・アクセス
〒047-0027 北海道小樽市堺町7−16
(アクセス)南小樽駅から500メートル(徒歩6分)です。
もしルタオ本店にだけ行くなら南小樽駅から歩いた方が近いですが、その後結局小樽運河へ行ったりするなら、南小樽駅にこだわる必要はないと思います。
小樽駅から小樽運河へ行って散策しながらルタオ本店に行く。そんなルートの方が小樽を楽しめると思います(ちなみに小樽駅から小樽運河までが徒歩10分くらい。小樽運河からルタオ本店までが徒歩15分くらいです)。
※ 本店周辺にはルタオの支店が沢山あるので、間違えないように本店を探して楽しんでください。本店はメルヘン交差点にあります。
ドゥーブルフロマージュ
ルタオと言えばドゥーブルフロマージュです。販売開始は1999年ですが、2005年にテレビ番組で取り上げられると瞬く間にヒット商品となり、今では年間250万個を売り上げるビッグヒット商品となっています。
しっとりと滑らかなベイクドチーズケーキとすっきりとしたミルク感が特徴のレアチーズケーキの2層仕立てチーズケーキが作り出す、やわらかでとろけるような食感は「奇跡の口どけ」と称され、全国のルタオファンを魅了し続けています。
下層のベイクドチーズケーキには、適度な酸味が魅力のオーストラリア産のクリームチーズを約50%使用することでしっかりとしたコクを出しています。上層のレアチーズケーキには、乳脂肪分の高い生クリームのような風味を持つ北イタリアのロンバルディア産のマスカルポーネチーズを使い、深い甘味とコクを漂わせるミルク感を引き出しつつ、粘りの少ないふんわりとしたとろける食感を演出しています。
ドゥーブルフロマージュが持つ「奇跡の口どけ」の鍵は生クリームにあると言われています。硬すぎず柔らかすぎず絶妙な滑らかさを持つ生クリームをレアチーズケーキにサックリと混ぜ合わせることで、あの滑らかな口あたりが実現するんだそうです。
ルタオ本店のドゥーブルフロマージュ
ルタオ本店には限定商品がいくつもあるので、それらの限定商品を買って帰るのもいいと思います。
でも、やっぱりルタオのケーキをルタオの本店で食べてみたくないですか?
ということで2階のカフェへレッツゴー!
推しは「奇跡の口どけセット」と「ショコラの誘惑セット」みたいです。
店員さんに「空港で買えるドゥーブルフロマージュと同じですか?」と聞いてみると、なんと答えは「違います^^」だそう。
何が違うかというと、空港で買えるドゥーブルフロマージュは2層、本店のドゥーブルフロマージュは3層だとか。
そりゃ食べるしかないでしょ!っということで大本命の「奇跡の口どけセット」をご注文です♪
3層の生ドゥーブルフロマージュとヴェネチアランデブーという名のマスカルポーネチーズケーキ。それに本店限定のフルーツティー「カリヨンの音色」のセットです。
ドゥーブルフロマージュを見てください。
生クリームの層がのった3層構造です。なんか感動的です。
こちらが空港で買える解凍ドゥーブルフロマージュです。
写真でもお分かりかと思いますが、ふんわり感が全く違います。
いままで感じていた「奇跡の口どけ」は…奇跡じゃなかったんですね。
これが本当の「奇跡の口どけ」なんですね。
ルタオは紅茶にもかなりこだわっています。紅茶大国スリランカ産の茶葉に天然のフレーバーをブレンドした香り高く、リーフが柔らかいことで有名な「ムレスナ社」の紅茶を使っています。
ルタオのスイーツとの相性を考えてセレクトされたものだそうなので、紅茶もゆっくり味わいたいですね。
やっぱり本店の本命は違いますね。きっと大満足のティータイムになると思います。
3階には展望室があります
ルタオの店名の由来※である塔のてっぺんには展望室があります。
※「LeTAO」(ルタオ)は、フランス語「La Tour Amitié Otaru」(小樽の友情の塔)の頭文字をアレンジして付けられたそうです。
真下に見えるのは小樽オルゴール堂があるメルヘン交差点です。
小樽港方面への眺望も開けていて結構爽快な眺めが楽しめます。
こんな鐘もあります。
なんか願いが叶うらしいですよ。
ルタオ本店は人気スポットなので、建物の外は、意外と人がいっぱいいて落ち着かないです。ちょっと3階へ行ってひと休みするのもいいかもしれませんね。誰にも相手にされていない感がある展望室なので、穴場といえば穴場です。