元祖!?札幌味噌ラーメン【純連(じゅんれん)】へのアクセス・行き方・営業時間




この記事では札幌すみれ系味噌ラーメンの元祖・純連本店のアクセス・行き方を解説したいと思っているんですが、その前に、このお店、すみれ?純連?純蓮?(連の漢字が違う)とややこしいので、なるべく簡潔に整理しておきたいと思います。

✅ すみれ系味噌ラーメンの元祖は【純連】(じゅんれん)

✅ 横浜ラーメン博物館に出店して全国的に有名なのは【すみれ】(ひらがな)

なので、シンプルにあの有名なすみれの味噌ラーメンを本場の北海道で食べたい!という方は、【すみれ】へ行きましょう。

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もくじ

すみれと純連の違い

すみれ系と呼ばれる札幌味噌ラーメンが誕生したのは、昭和39年に初代店主「村中明子」が中の島にオープンした【純連】です。当時の店名は【純連】と書いて「すみれ」と読んでいました。

ちなみにすみれを漢字で書くと純蓮です。蓮(連)の漢字が違うので、お客さんには「じゅんれん」と呼ばれいたため、昭和58年に、お客さんが親しんだ呼び名である「じゅんれん」に店名(の読み方)変更しました。

その後【純連】(じゅんれん)は、長男に引き継がれ、現在は豊平区平岸にお店を構えています。

つまり、【純連】が「すみれ」と名乗っていたのは、最初のころだけで、昭和58年以降はずっと「じゅんれん」なんですね。

もうややこしいw

では、【すみれ】(ひらがな)の方は【純連】とどういう関係があるのかというと、【すみれ】は初代店主村中明子の三男が始めたラーメン屋さんなんです。

【すみれ】が開業したのは平成元年。なので【純連】とは別ものです。

三男は札幌でお寿司屋さんを経営していましたが、母親が始めた【純連】を再現することを目指して、ラーメン屋さんの経営に転じました。そのため、店の名前も、母親が開業したラーメン屋【純連】、そして読み方は「すみれ」としてオープンしました。

しかし、平成6年に転機が生じます。横浜のラーメン博物館に出店する際、どうしても【純連】の味が再現でなかったため、ひらがなの【すみれ】として出店することにしたそうです。横浜ラーメン博物館への出店で瞬く間に全国区となったひらがなの【すみれ】の店名。逆輸入の形で、札幌の店名も【純連(すみれと読む)】からひらがなの【すみれ】に変えたといいます。

こんな経緯なので、皆さんが知っているすみれの味噌ラーメンは、三男が始めた方の【すみれ】(ひらがな)です。でも、その元祖は長男が継いだ【純連】(じゅんれん)という、ややこしいことが起こっています。

ちなみに、札幌には、すみれの漢字表記である【純蓮】というラーメン屋さんは存在しません。【純連】です(連の字が違います)。

すみれと純連、どっちが美味しい?

純連・すみれ系(純すみ系)の味噌ラーメンの特徴は、スパイスが効いた複雑で濃厚なスープで、スープ表面に浮かぶラードの層がスープの熱を閉じ込め、こってりとして熱々なところ。純連の味噌ラーメンもすみれの味噌ラーメンもその点では共通しています。

✅ すみれ系味噌ラーメンの元祖は【純連】(じゅんれん)

✅ 横浜ラーメン博物館に出店して全国的に有名なのは【すみれ】(ひらがな)

どっちが美味しいかと言われたら、ひとそれぞれ、好みです、としか言いようがありません。写真をみて美味しそうな方へ行ってください。大事なのはインスピレーションです^^

こちらが【すみれ】の味噌ラーメンです。

すみれの味噌ラーメン

こちらが【純連】の味噌ラーメンです。

純連の味噌ラーメン
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純連の味噌ラーメン

店内はカウンター9席と、4席のテーブル席が2つ。カウンターの後ろに順番待ちの人が座って待つスタイル。

ほとんどの人が頼むみそラーメンは900円です。

発券機で事前に食券を購入します。

観光なので、当然みそラーメンです。【純連】のスープの油(ラード)の膜は【すみれ】よりは薄めと言われています。

油の質も【すみれ】よりも軽いですが、赤みそ多めの味噌スープがかなり濃厚なので、全体としてかなりパンチの効いたスープになっています。

食べすすめるにつれ、にんにくや生姜が効いてきて、後味はスッキリ。

麺は森住製麺。札幌ラーメンらしい黄色い中太ちぢれ麺です。硬めに茹でられた麺はもちもち食感。濃厚なスープとの相性は完璧ですね。

スーブには細かなひき肉・チャーシューが溶け込んでいて、これが麺に絡んできたらクライマックスです。あまりの旨さに心が震えます。

さすがは純すみ系と言われる札幌味噌ラーメンの元祖!時間があれば、是非食べておきたい一杯だと思います。

純連へのアクセス・行き方・営業時間

営業時間

11時〜21時です。定休日はありません。年中無休です。

アクセス・行き方

住所:北海道札幌市豊平区平岸2条17丁目1−41

最寄り駅は地下鉄南北線の澄川駅。駅から純連までは400m。徒歩5分くらいです。

澄川駅から純連までの順路

澄川駅の改札を出たら左手、出口西方面から外に出ます。

左手にトップバリュー、右手に居酒屋がある駅前を抜けて

セブンイレブンを右折します。

あとはひたすら真っすぐです。右手にファミリーマートや地下鉄の高架を見ながら進みます。

相馬神社の看板の向こうにさっぽろ純連の看板が見えます。

とても簡単です。

雪が降るとこんな感じです。あったかい味噌ラーメンが美味しそうな景色です。

札幌駅周辺のホテルからタクシーに乗ると、2,500円〜3,000円くらいかかります。千円のラーメンを食べにいくための移動費としてはちょっと高いですね。

札幌の地下鉄は、交通系ICをタップして改札を通って乗るだけ。交通系ICカードやアプリを持っていれば、普段と変わらない感じで利用できるので、地下鉄で行くのがおすすめです。移動でちょっとお腹がすいて、ラーメンが美味しくなると思いますよ^^

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