パタヤ行きのバスとアユタヤ行きのミニバンタクシー(ロットゥー)が出ているモーチットバスターミナル。BTSモーチット駅からちょっと離れているので、歩けるか、意外と判断が難しい。徒歩で、タクシーで、それともバスで?モーチット駅からモーチットバスターミナルへのベストな行き方をご紹介します
モーチット駅からモーチットバスターミナルへ歩いて行く方法
モーチット駅から、モーチットのバスターミナルまで、同じモーチットなんだから徒歩で行けるんじぇね?と思いますよね。
グーグルマップで検索すると、モーチット駅からバスターミナルまで2.1キロ、徒歩26分。タイの熱さを考えると、微妙に距離があります…
経路を見るとこんな感じで、シリキット王女公園を迂回しているのが分かります。
そこで、この公園をショートカットすれば意外と早くつけるのではないかと思うわけです。
やってみました😅。で、先に結論から言うと、止めておいた方がいいです😓。
駅から見るとこんな感じで公園が広がっていて、効率よく突っ切れそうです。
✅ 立ちはだかるシリキット王女公園
最初の大きな誤解は、駅とターミナルの間にある公園が、上の写真で見える緑の部分だけではないかということ。大きな池があって、それを越えてちょっと行けばバスターミナルかな、と。
でも、この緑の部分は、シリキット王女公園ではありません。もう一度地図を見ていただくと、駅と公園までの間にスペースがあります。視界に入る緑の公園のようなものは、そのスペース部分で、王女公園には入っていないんです。
まさに孫悟空の世界。まだ、お釈迦様の手のひらの中という…😁
駅から見える緑の部分だけでこの広さ。
この公園を抜けて、大きな通りにでて、シリキット王女公園の入り口を見つけて、抜ければ…
でも甘かったです。この公園、意外にデカいです。歩いて向こう側に行って、バスターミナルはさらに向こうです。
動物もいます。イグアナちゃん?サイクリングロードを占拠していました。
時間があってこういう景色を楽しみながら、というならばありかもしれませんが、観光客が貴重な時間を使えるようなクオリティではないです。
もう一つ問題なので、公園内に順路が書かれていないことと、公園の出入り口が極端にすくないこと。公園はお堀と柵で囲まれているので、出たいところで公園から出ることができないんです。
このお堀に橋が架かっているところを見つけて、さらに出口があるところを見つけて…。つまりは、直線的にショートカットなんてできないんです。
ということで教訓。
仮に徒歩で、モーチット駅からモーチットのバスターミナルへ移動する必要がある場合、できれば徒歩は避ける。もし徒歩で行く場合は、グーグル先生の言う通り、公園を迂回していきましょう!
モーチット駅からモーチットバスターミナルへ、タクシーで行く方法
モーチット駅からモーチットのバスターミナルまで、タクシーで移動という手もあります。
駅の下(BTSの高架線の下)を走っている大通り沿いにタクシーがたくさん待機しています。渋滞していても5~60バーツで行けるはずです。
ちなみに駅からターミナルへ行くには時間帯で右折ができず、迂回しなければならない箇所があるので、意図的な遠回りに感じることがあるかもしれません。
モーチット駅からモーチットバスターミナルへ、バスで行く方法
ドンムアン空港からモーチット駅経由でモーチットのバスターミナルへ行く、空港バスがあります。
ドンムアン空港 → モーチット駅 → バスターミナル という経路です。
このバスに、モーチット駅から乗って、バスターミナルへ行くという方法があります。料金は空港から乗るのと同じ30バーツです。
バスターミナルに行くのはA1のバスだけです。こんな感じで正面の行き先表示がA1となっているので、分かると思います。
(A2と書いてあるバスも着ます。こちらはバスターミナルにはいかないので、間違えて乗らないようにしましょう)。
場所は駅の改札を出て右側(大通りにかかる歩道橋を渡らない側、公園が見えるではない側)の一番最初の階段を下ったあたりです。こんな感じの場所です(バス停から駅の方面を撮影したもの)。あっ、見ての通り、ここでタクシーも拾えますよ。
モーチットバスターミナルは駅前に移転します
こんな不便なモーチットバスターミナルですので、もちろんずーっと移転が検討されてきましたが、ついにBTS駅前に移転することが決まりました(予定)。
移転先は、現在はBTSのメンテナンス工場と駐車場になっている場所です。公園とは逆方向です。
ニュースによると、
長距離バスはBTSモーチット駅前の新バスターミナルを利用し、近距離バスはバンスー駅(新線MRTのチャトチャック公園駅から2駅)のターミナルを利用することにするそうです。BTSモーチット駅からバンスー駅までは動く歩道でつなぐ予定とか。
まあ、タイのことですから、予定通り遅れると思いますので、それまで、あと10年くらいは、この記事が役に立つんじゃないでしょうか。