テーレーレーレーレー…テレレッテレッテレ…♩あれ?都市伝説の音楽ですよ。今回はアンコールワットの都市伝説を暴いていきます。
あっ、都市伝説の音楽ってのはこれです🤣
都市伝説その1「ベンメリア遺跡はラピュタのモデル」
テーレーレーレーレー…テレレッテレッテレ…♩あれ? 都市伝説の音楽ですけど。
遺跡に行くと必ずラピュタみたいという人が居るのは知っていますので、あまり真に受けないようにしていました。だって、ベンメリアが本当のラピュタのモデルだと信じていましたので。
え?ちがうの?そうなんです。「お母さんね、本当はあなたの母親じゃないのよ」って言われた気分ですよ。信じてたのにぃ~😭
冗談はさておき、本当に違うらしいですね。
よく調べてみると、天空の城ラピュタが劇場公開されたのは1986年8月2日で、当時カンボジアはまだ内戦状態。ベンメリアに人が近づけるような状態じゃなかったといいます。
確かに歴史を紐解いてみても、ベトナム戦争後から続いていた激しいカンボジアの内戦が終結したのは、カンボジア和平パリ協定が結ばれた1991年10月23日。何百万人ものカンボジア人を虐殺した内戦中に、多くのジャーナリスト(日本人を含む)が命を落とした内戦中に、とても宮崎駿さんがベンメリアに行くのは無理でしょうね。
ということで、この都市伝説は大ウソ。ベンメリア遺跡はラピュタのモデルではないようです。そうだとして、想像であそこまで描いてくる宮崎駿さんって、やっぱりスゴい。しかも1980年代に。
アンコールワットは数百年もの間密林に埋もれていた
テーレーレーレーレー…テレレッテレッテレ…♩あれ? 止めます😓
15世紀にクメール王朝が滅びてから、19世紀にフランス人に発見されるまで、誰にも知られずに何百年も密林に埋もれていた…
違うんですか?
その間に日本人ですらアンコールワットを訪れた記録があるそうです。ガーン😱
なんか何百年も埋もれていた方が神秘的でいいんですけど…
アンコールワットは仏教寺院じゃなくてヒンドゥー教寺院
バガン遺跡とボロブドウール遺跡とともに、世界三大仏教遺跡と言われるアンコールワット遺跡ですから、仏教遺跡でしょと思っていたら、ヒンドゥー教遺跡だという噂が。
どっち?
12世紀、クメール王朝によって当初はヒンドゥー教寺院として建てられましたが、15世紀にクメール王朝が崩壊した後から仏教寺院として利用されるようになって、以降カンボジア仏教の聖地として崇められてきたというのが、アンコールワット寺院の歴史だそうです。
当初ヒンドゥー教寺院として建てられたため、ヒンドゥー教の遺跡だという説があるそうです。
今では、カンボジアの9割以上は仏教徒ですし、アンコールワットはそのカンボジア仏教の聖地として永きにわたって使われてきたことには違いないので、もともとの起源は関係ないでしょという考えが主流のようです。なので、仏教遺跡で間違いありません。
夏はアンコールワットに行かない方がいい
都市伝説からは外れてきました🤣
こんな意見をネットで見かけます。まあキャッチーなタイトルでアクセスを稼ぎたいだけでしょうから、別に放っておけばいいのですが、真に受けてしまって夏にアンコールワットに行くのを躊躇する人がでては気の毒なので。
なんでも、夏にはしょっちゅう冠水して洪水になって、観光ができなくなるとか。
ということなんかあるわけないでしょ。そんな特異な地域があったら、もっと世界中で話題になってますよ。
そりゃあ運悪く、雨が多いなんてことはあるかもしれません。それは、どこに行っても同じですよね。
ちなみに自分は夏に3回アンコールワットに行っています。超暑いだけで、観光や移動に支障をきたすことは一切なかったですよ。
アンコールワットのバルーンはおすすめか?
これも微妙です。アンコールワットの気球はワイヤーでつながれているそうです。その場を上昇して降りてくるだけ。高さ200メートル、時間は10分くらい。値段は1人30ドルだそうです。そうとう微妙ですね。
否定はしませんが、やっぱりちょっともったいないかな。