【ミャンマー】世界遺産バガン遺跡は安全か?




世界三大仏教遺跡のひとつ、バガン遺跡を目指す時、このエリアが安全かどうか、気になりますよね。特に最近はロヒンギャの民族浄化運動だの、テロだのと危ない話が続いていましたから。

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ロヒンギャ問題が起こっている場所とバガン遺跡の位置関係

ロヒンギャ問題がバガンへの安全性に与える影響を考えるにあたっては、問題が起こっているラカイン州とバガン遺跡の位置関係と地理的な要素を考慮する必要があると思います。

地図で見るとこういう感じ。グーグルマップで距離を調べると、その距離は約300キロ。バガン遺跡近いやん!?って思いそうですね。実はヤンゴンも同じくらいの距離感です。

実はこの問題、ラカイン州がアラカン山脈というところを隔てて地理的に分離していることが問題の発端ともいわれています。人の往来が制限されているため、どうしても民族の結びつきが希薄になってしまっているんですね。

つまりラカイン州とその他の地域では、このアラカン山脈があるため基本的には影響を及ぼしにくい地理関係にあるんです。とはいえ、今では飛行機も往来していますので、空港でのセキュリティは厳しくしないといけませんね、っという感じです。

今回バガン遺跡に行き、ヤンゴンにも数泊しましたが、危険性のキの字もかんじませんでしたし、ヤンゴンについても以前訪れたときと同じ、むしろ少し整備が進み過ごしやすくなったかなっという感じをうけました。フィリピンのマニラとかの方が気持ちは張っているかなというくらい。

もちろん、落ち着きはみせつつあるものの、ロヒンギャの状況は注視しておく必要はありますが、必要以上にセンシティブにならなくてもいいのかな、と思います。ミャンマー自体は、信仰深い仏教徒の国でとても安全な国、その概念に変化はありませんので。




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