セブ島から簡単に行けるボホール島。世界遺産「チョコレートヒルズ」、世界最小の眼鏡ザル「ターシャ」が有名です。セブ島へ短期語学留学に行き、その最後の週末にツアーを予約して行ってきました。オーシャンリゾートセブ島では味わえない大自然と絶景、せっかくセブ島に行くのなら、ボホール島にも是非足を延ばしたいところです。
ボホール島の場所・行き方
ボホール島(Bohol Island)は、セブ島の東、レイテ島の西にに位置する、フィリピンで10番目に大きい島(人口約114万人、面積4117 ㎢)。セブ島からボホール島までは約40㎞。フェリーで約2時間かかります。
乗り場はもちろんフェリー乗り場なんですが、「Pier(ピアー)」という言葉を覚えておいた方がいいかもしれませんね。日本語だと埠頭ですかね。
ボホール行きは、Cebu Pier 1 から出ます。自力で行く場合はタクシーに乗って、そこを目指しましょう!(セブ埠頭(Pier)は1~5まであります。時期等で変更される可能性もなくはないのでツアーを利用しない場合は調べて行ってください。)
世界遺産「チョコレートヒルズ」
1000個以上の丘が集中する世界でも極めて珍しい地形のエリア。一帯に存在する丘の数は1,776とも言われ、見渡す限り丘がポコポコと顔を出すなんとも不思議な景観。丘を覆う草木が乾季(4月~6月)には枯れて茶色に変色し、それがチョコレートのように見えることからチョコレートヒルズと命名されたそうです。可愛い名前とは裏腹に実際の景色は荘厳。恐竜時代にタイムスリップしたような古くから変わらずそこにある大自然の息吹を感じることができます。
写真は2月の様子。少し色づき始めていますが、チョコレートと言うにはちょっと早い感じでしたね。
世界最小ノメガネザル「ターシャ」
世界一小さなメガネザルとして知られるターシャ。成長したオスでも体重120g、体長12cmに満たないといわれ、まさに手のひらサイズ。ココにいるといわれても最初は発見するのが難しいほど。
こんな感じで。カエルくらいのサイズですよ。
でも、こんな感じで、大きなまんまるの目に、ちょんと突き出した耳が、愛嬌たっぷり。グレムリンのギズモのモデルになったといわれています。まあ、そうでしょうね。
現在ターシャは絶滅が危惧されており、ボホール島の施設の中で保護されています。その1つが「ターシャ・サンクチュアリ」という研究施設。ここでは、ターシャの生態に関する展示と説明、そしてガイドさんの案内で保護区域内のターシャの見学をすることができます。勝手に見ていいよと言われても、小さすぎて発見できない可能性が高いので、ガイドさんは必須です。
ロボックリバーの川下り
ボートの上でブッフェランチを食べながらロボック川下りを楽しむのが、ボホール島の定番アクティビティ。ロボック川を取り囲む亜熱帯雨林の迫力を感じ、川沿いで暮らす人々の生活を覗きつつ、途中でいくつかのポイントに立ち寄って、そこで催されるダンスやショーを楽しみながらツアーは進みます。
食事はバイキング形式で一般的なフィリピン料理です。ボリュームたっぷり、お腹いっぱいたべられます。
写真は船上で出会ったフィリピン人家族とテーブルをともにしたときのものです。アジアンプレートって感じですね。フィリピン料理は、比較的日本の味付けに近いといわれていますので、美味しく食べられると思いますよ。
バクラヨン協会
1595年に建てられたボホール最古の石造りの教会で、内部の祭壇に細かな装飾が施されています。現在は修復作業中で中には入れないようです。当時は入れたのですが…。教会の内部はこんな感じです。
ボホール島ツアーのご紹介
ツアーは、最近どんどん知名度を上げている、日本語ガイド付き海外ツアーの予約サイト「タビナカ」がおすすめ。特にセブ観光に強いです。充実したツアーをたくさん揃えています。
中でもNo1人気なのが、このボホール島のツアー。名所を全部廻って、おまけにバギー体験とか…そりゃあ人気のはずですね。
予約は1分で完了。その後メールでやり取りしてから申し込みというかんたん安心システムがうけているみたいですね。やり取りはもちろん日本語です。
申し込みも簡単なうえ、ツアー当日は、日本語ガイドが終日案内してくれることはもちろんのころ、泊っているホテルまで送迎してくれるという至れり尽くせりのシステム。申し込んだ後の心配も必要なしです。
自分が行ったときは、モールに行って、ツアー探して、申し込んで、自分でタクシーに乗って埠頭まで行って、ガイドさんを埠頭で何とか探して、帰りは自分でフェリーのチケット買って、埠頭からタクシーに並んで乗って…。現地の案内も英語だけでしたし、大変でしたよ。
やっぱり、簡単にやれるものは簡単にやったほうがいいと思います。
ボホール島のおすすめツアーはこちらです↓
ボホール島観光ツアー
ボホール島のベストホテル
これだけ観光スポットやアクティビティの充実しているボホール島。全部廻るには、実は早朝からセブ島のホテルを出発して、夜に帰ってくるスケジュールになります。
それなら、ボホールのアクティビティをショートコースにして、ホテルに一泊して、ゆっくりしてくるのもいいと思います。
例えばこんなショートコースを使って、浮いたお金で1泊するとか。
ボホール島観光ツアー
人気アトラクションツアー
世界遺産ボホール島チョコレートヒルズの空中散歩。
話題のインスタスポット、ダナオアドベンチャーパークの天空自転車の日帰りプライベートツアーです。
そういうプランなら、いいホテル情報も必要ですね。ということで、ボホールで良さげなホテルをピックアップしました。
ザ ピーコック ガーデン (The Peacock Garden)
未開のボホール島内でロケーションを求めるのはちょっと難しいとして、それ以外の評価はかなり良いホテルです。スタッフのホスピタリティ、フィリピンではあまり期待してはいけない部分でも群を抜いた評価を得ています。
ザ ピーコック ガーデンはボホール島No1のホテルですが、いわゆるビーチリゾートタイプではないので、ビーチのあるホテルに泊まりたい場合は、ちょっと距離がありますがお隣のバングラオ島まで行った方が良いですね。
お隣りのバングラオ島へのベストホテル
お隣の島といっても橋が架かっていますので、ボホール島とは車で行き来できます。周囲30キロ程度の小さな島なので、ホテルの場所次第ですが、ボホール島からは車で30分程度で移動できます。
セブ島とマクタン島の関係のように、バングラオ島にはボホール島よりもビーチリゾートタイプのホテルが多いです。おすすめなのが下の2つのホテル。
ボホール ビーチ クラブ リゾート (Bohol Beach Club Resort)
島の中部にあるデュマルアンビーチを独占するホテル。
完璧なホワイトピーチとクリアな海、ホテル前のビーチでシュノーケリングができます。アロナビーチが有名な分、逆に観光客は少な目で、落ち着いており、ゆったりとした時間を過ごすならこのホテルがベストでしょう。
▶ ボホール ビーチ クラブ リゾート agoda をみる(Agoda)
ヘナン リゾート アローナ ビーチ (Henann Resort Alona Beach)
白い砂と透明な水面から島内で最も人気の観光地であるアロナビーチに面しているホテルの中で規模もクオリティも最高のホテルのひとつ。
ボホール島からのアクセスは多少悪くても、是非泊まりたいホテルのひとつですね。メリットであり難点なのは、アロナビーチにあること。観光客が多いと騒がしく落ち着かないことがあるかも。
まだまだ他にもいいホテルがあると思います。自分だけのベストホテルを探してみてはいかがでしょうか。