新型コロナウィルスによる緊急事態宣言下で、目にすることが多い、コロナ禍、コロナ鍋、コロナ渦… コロナカ、コロナなべ、コロナうず?
コロナ禍の読み方は?
禍は、「か」と読みます。
なので、コロナ禍は、「ころなか」です。
これだけよく使われる言葉ですが、やっぱり新しい言葉ですよ。
Microsoft の Office の変換リストには、まだ反映されていないため、「ころなか」と入力して変換すると「頃中」とかが出ちゃいます。
コロナ禍の意味は?
「禍」というのは、
よろこばしくない事柄。不幸をひきおこす原因。災難。
という意味です。
なので、コロナ禍は、コロナウィルスによる災難・惨事、といった意味のことですね。つまり、人命の危険、医療崩壊、景気減退、などなど、コロナによる社会生活への悪影響全体を指す言葉です。
コロナ禍は英語で?
コロナ禍を表す英語で、一番適切なのは、
- Corona Disaster
でしょうか。ニュースでも頻繁に使われています。
Disasterは、大災害、大惨事という意味です。
地震や台風のような自然災害を、Natural Disasters といって、こちらもよく使われる言葉です。
今回のコロナ禍に関して言えば、
- Corona Havoc
という表現も、ニュース記事などではよく見かけます。
Havoc(ハボック) は、破壊とか壊滅的被害という意味です。
wreak havoc というように、wreak (損害などを)もたらす、とセットで使われます。
COVID-19 would wreak havoc on the economy.
新型コロナウィルスは、経済に大打撃をもたらすだろう。
というような感じです。
Disaster(大惨事)やHavoc(壊滅的被害)といった直接的な表現以外にも、コロナウィルスがもたらした社会的混乱を表すコロナ禍を英語で表現したい場合には、
- Corona Chaos
が一番当たってる表現ではないでしょうか。
Chaos は、カオス。日本語でもよく使われますね。混沌という意味です。無秩序で方向性の定まらない混乱状態のことです。
ただし、英語の発音は、ケイオス です。