2日目は、キャンディからダンブッラへ移動して、シーギリアロックを見ようと思っていました。
バスでダンブッラへ行って、ダンブッラからシーギリアまではトゥクトゥクかなぁっというのがおぼろげの構想。ただ、1日目のコロンボ空港からキャンディのバスが、予想以上に混んでいて、想像以上に体力を削られたので、お金払ってでもゆっくり行こうかなぁっと少し弱気になっていました。
トゥクトゥクの交渉
そんな時に、キャンティ駅からホテルまで利用したトゥクトゥクドライバーの営業。キャンティからダンブッラ・シーギリア観光つきで4,500ルピーで案内するよっと。このドライバー、過去の利用者からおすすめコメントをノートに書いてもらっていて、そのノートを見せながら営業してきます。(この営業の仕方はいい方法ですよね。日本人が日本語でお勧めコメントとか書いているとなんかいいんじゃないかって思いますもんね。)
4,500ルピー(3千円強)、いいよね、それくらい払っても楽な方が。と思いましたが、すぐ決めるのもつまらないので、電話番号をもらって後で頼みたくなったら電話するといって、別れました。案内慣れしている感じで英語もしゃべれる運ちゃんなので、即決でもよかったんですけど… 到着してすぐに次の日の予定を決定したらつまらないというだけの理由で、決めませんでした。😁
結局移動方法を決めたのはその日の夜です。
しゃあないから、昼間の運ちゃんにでも連絡いれるかなっと思いつつ、ホテルのすぐ近くにあるジュース屋でアボカドジュースを飲んでいました(ちなみに、このアボカドジュースぜんぜん美味しくないです😂)。
お店の赤ん坊がじゃれてきたので遊んであげたり、お母さんと少し話をしたり。そんな流れで、旦那さんがトゥクトゥクドライバーをやっているということを聞いたので、じゃあシーギリアまで送ってよっと。
まあ、こういう流れのほうがいいですよね。どうせお金を払うなら。ということで、昼間の運ちゃんと同じ条件で、ここの旦那さんにお願いすることに。
内容は、キャンティからダンブッラへ行き、ダンブッラのホテルにいったん寄ってチェックイン(または荷物をドロップ)。ホテルからシーギリアロックへ行き、登っている間、ドライバーは待機(たぶん2時間くらい)。シーギリアロックから戻ったら、ダンブッラのホテルまで送り届けてもらう。
これを、全部で4,500ルピーでディール。
悪くない条件だと思いました。彼のお店は、ホテルのすぐ近くで、待ち合わせも便利だしね。もし高めでも、稼ぎはあのかわいい赤ん坊のために使うわけだしね。🙂
お店のオープンが8時30分ということでしたが、待ち合わせ時間は8時にしてもらいました。
シーギリアロックは暑いので、登るのは午前中のほうがいいという記事を読んだことがあったので、早めに出発して、早めにシーギリアに着きたかったので。
(結論からいうと、午前中でももう暑いし、だらだら階段を登るだけなので、気温との関係だけでいうならば、午前中がいいということはない気がしましたね。)
いざ キャンディーからダンブッラへ
翌日は、朝からすっきり目覚めましたので、散歩をして、街の様子を探ります。
バスで移動していたとしたら利用したであろうバスターミナルも一応確認😁
時計台の奥にたくさんバスが止まっています。駅のすぐ近く、簡単に発見できます。
朝食はパンを買いました。3つ買って100円しないくらいだったと思います。パン屋さんのお客さんは、通勤・通学客、つまり地元の人なので、完全にローカル価格。激安ですね。
食事をすませ、8時にチェックアウトして、トゥクトゥクドライバーの店を覗き込むと…予想通りまだオープンしてません。😓
暇なので、ホテルの前で、逆にお客さんを待つタクシードライバーと雑談して、時間をつぶしました。彼もお客さん待ちで暇みたいでしたので、雑談の中でちょっと移動手段、特にタクシーとかトゥクトゥクとかの相場観をしるべく、タクシードライバーに、その日のルートと料金を聞いてみましたが、キャンディ~ピンナワラの象の孤児院(片道40㎞くらい)の往復(現地での待ち時間を含む)で8,000ルピーと言ってました。
話していると、今度は関係ないトゥクトゥクドライバーが入ってきて、どこへ行くんだとか幾らだとか、聞いてきますので、今回のルートで、本当は4,500ですが、5,000と言っておくと安いね、いい条件だと言っていました。
彼も後でシーギリアに日本人の女性2名連れて行くけど、もっともらってるよみたいなこと言ってましたね。自分の値段は具体的に教えてこなかったので怪しいですけど。
そんな感じで時間をつぶしていると、案の定お店のオープン時間の8時30分くらいになって、ドライバーが家族を連れて登場し、そこで初めて本日の相棒トゥクトゥクをご対面。
あまり新しいタイプじゃなかったです。😅
そこで初めて気づきました。このトゥクトゥクドライバーの選び方だと、トゥクトゥクが到着するまでどんな奴がくるかわからないリスクがありました。
しかも、この運ちゃん、いきなりガソリンスタンドに行ってオイル交換なんかも始めました。大丈夫かぁ😅
でもトゥクトゥクの中身が見れました。こんな感じみたいです。っていうかこのエンジンで70キロ先のダンブッラまで行くのか… またまた不安が。
オイル交換を待っている間、いろんなお客さんがガソリンスタンドにやってきます。こんな方とか😁
ペットボトルでガソリン買ってるやん。よくわからないけど、これ日本で絶対やっちゃいけいないやつじゃないの😁。ガソリンって、ストロベリージュースみたいな、こんな色なんですよ。こういう体験がおもしろいんです。
とはいえ、道中この選択が正しかったのか、不安になることが…。トゥクトゥクの運ちゃん、いきなり道聞いてるやん😅… ダンブッラ、行ったことないんかい??😮
なんか、見えてきました。明らかに何かです。。。ドライバー「テンプル、テンプル、」。で、素通り…。まったく余裕がありません。いいですけど。
そして…
警察に捕まる… その場でお金を警察に払ってました。賄賂でしょうね。スリランカのシステムはわかりませんけど。
なんというか、持ってないんですよ。この運ちゃん。
この運ちゃんの持っていなさは、最後に決定的に証明されます。😬
分岐のたびに、周りの人に道を聞きながら、2時間半くらいかかって、ダンブッラにつきました。ここからも、やっぱり素人ドライバーはよくなかったですね。
ホテルがなかなか見つかりません。ホテルも分かりにくいとこにあるんですけどね。この手際の悪さは最高でした。やっとの思いでホテルについて、荷物を置いて、すぐにシーギリヤロックへ出発!
また、道を聞くドライバー… なんか疲れてきた…
暑くなる前にシーギリヤロックに登るべく早めに行動してたのに、すべて、このおっさんが計画を遅らせていくという(笑)この時、今回のトライバー選び、完全にしくったなっと思いました😁
シーギリヤ近くでも迷いに迷い、やっとの思いで、チケットセンターへ。
でチケットを買うべく並んでいると…。
お兄さんが近づいてきて何やら話し掛けてきます。「今日は、頂上まで登れないよ」っと。
えっ?
「今日は頂上まで登れないよ。蜂が出てるから。あれ見て。」っと指差した先には…
ん?
蜂が攻撃を始めたときには、(中段の)ライオンの足のところより先、頂上までは行けません。そのような場合でも料金の払い戻しはありません。。。
シーギリヤロックの入場料は4,620ルピー(3,500円くらい)とバカ高ですので、試しに行ってみるわけには行きません。
情報をくれたお兄さん曰く、ハチのアタックは午後によくあって、午前中なら頂上まで行けるらしい。じゃあ、いったんホテルに戻って、明日の午前中にまた来るか…。
チラッ。
トゥクトゥクドライバー、うれしそうじゃねーか。😁
そりゃあ、そーだ。約束では、このあとシーギリヤロックの麓で自分の帰りを2時間くらい待って、ホテルまで送り届けることになっていたわけなので…。シーギリヤロックに登れないとなれば、2時間待ちもなし。すぐに自分をホテルに送り届けて業務終了。キャンディに帰れますもんね。
自分はというと、実はこの負のオーラドライバーから離れたかったので、実はウェルカム。
早く送って、早く帰ってくれ~😀
教訓
其の壱 トゥクトゥクドライバーはちゃんと選んだ方がいい。
少なくとも観光なので、道に明るい人・案内のできる人でないと、つまらないし、時間もロスします。
其の弐 シーギリアロックへは午前中に行くのがいい。
理由は、午後になると蜂が活動しはじめて頂上まで行けない可能性があるから。
ですね。
この勉強が、このあとのシーギリヤ観光に活きてきます!
最高のドライバーに巡り会い、素晴らしいシーギリヤツアーを経験できました。
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