ラクサの本場、シンガポールからお届けしています。
カップヌードルのシンガポールラクサ味、日本で大人気みたいですね。それに引っ張られて、シンガポール料理屋さんも活況。とくにラクサが人気になっているみたいです。
日清食品のHPでは、2017年9月25日全国発売って書いてあるので、日本がだんだん寒くなるにつれてカップヌードルの需要が増え、または、口コミでどんどん広がって人気がますます出ている、そんな状況かもしれませんね。
そんなカップヌードルラクサ味。シンガポールにもありましたので、買ってきましたよ。
Fair Price (シンガポールで最も店舗の多いスーパーマーケット)で、1個1.5シンガポールドル、2個で2.75シンガポールドルでした。1つ100円ちょっとなので、珍しく日本と同じくらいの価格帯なのではないでしょうかね。
シンガポールで買ったラクサ味のカップヌードルがこれです。当たり前ですが、英語表記、日本のカップヌードルラクサとは雰囲気が違います。
日清食品さんのHPからダウンロードした画像はこちら。
パッケージが違うのはもちろんですが、味は現地ごとに調整してくるのが食品会社の企業戦略でしょうから、味もだいぶ違うはずです。
日本ので売られているカップヌードルラクサは、おそらく日本人向けにアレンジしていることでしょう。
一方、シンガポールで売られているカップヌードルラクサは、本場のラクサの味を知るシンガポーリアンがターゲットなわけですから、しっかり本場の味に寄せてくるはずです。よね。
本場シンガポールのカップヌードルラクサ
カップヌードルラクサには、普通のカップヌードルにはないラクサペーストが別袋でついています。ネットで見る限り、日本のも同じようですね。
パッキングのクオリティが少し低くみえます…シンガポールの方が。
記載されている作り方に沿って、まずこのペーストを入れてからお湯を注ぎます。
3分待って出来上がり。これは、日本と同じ。
見た目はどうでしょうか。
結構赤身が強い、すなわちちょっと辛さが勝っているように見えます。
当地のカップヌードルラクサの味は…
これは正直驚きました。日本のラクサとは違うかもしれません。
よく見ると日本のものは「やみつき!ココナッツミルク&スパイス シンガポール風ラクサ」と書かれています。シンガポール風のラクサなんですね。
一方で、シンガポールで売っている方には、LAKSA FLAVOUR と記載されています。そしてこの部分です。
Shoik! More Laksa! って書いてありますね。
Shoik!とはなんでしょうか!これはマレーシア語で、主に食べ物をほめるときの感嘆句です。うまい!って感じですかね。
それがなんだって?
実はラクサにはいろいろと種類があるんです。
マレーシアペナン発祥のアッサムラクサ、ボルネオ発祥のサラワクラクサ、シンガポールのラクサ、カトンラクサなどが有名です。
アッサムラクサはこんな感じで、ココナッツが入っていません。辛酸っぱいと言う感じ。
カトンラクサはこんな感じです。
日本のカップヌードルラクサは、「やみつき!ココナッツミルク&スパイス シンガポール風ラクサ」ですから、カトンラクサでしょう。
でも、このシンガポールで買ったカップヌードルラクサは、ココナッツの風味があまりしません。どちらかというとアッサムラクサに似ている感じです。ココナッツゼロではないので、アッサムとは言い切れませんが…。
いずれにしても、マレーシアからの労働者がたくさんいるシンガポールでのラクサ味ですから、マレーシア系のラクサに味を寄せたのではないかと、そう思うわけです。
日本のカップヌードルラクサ、食べてみたいなぁ…。カトンラクサが結局一番おいしいので。
お土産に最適
ここまで味を妄想しておいて、味が同じだったらごめんなさい🙏
もし味が違ったら、これはこれでお土産に最適かなっと。
今度食べたときにまた記事にしますが、カップヌードル「チリクラブ味」や「ブラックペッパークラブ味」なんというのもありましたから。
Fair Priceというシンガポールで最も店舗の多いスーパーマーケットで、どの種類も、1個1.5シンガポールドル、2個で2.75シンガポールドルでした。