マレーシアのクアラルンプールタワー(通称KLタワー)。その高さ421メートル(通信塔としては世界第7位)。観光客は、276メートル地点に展望デッキと、300メートル地点のスカイデッキへ行くことができます。空中に飛び出す透明の箱空間「スカイボックス」が特に有名です。
今回は、このKLタワーの場所・行き方・展望デッキやスカイデッキの様子や注意点、チケットの料金(割引チケットもご案内いたします)をご案内したいと思うのですが、実はここKLタワーはバンジージャンプならぬスカイダイビングの聖地として有名です。
KLタワーを知るには、まずはこちらのYouTubeを見ていただくのが良いかもしれません。
標高94メートルの丘ブキッナナスの頂上に建てられているため、頂点の標高は515メートルに達します。そのスカイデッキからジャンプ!このジャンプイベントが毎年9月~10月にかけて行われます。
このビデオを見てからKLタワーに行くと、怖さ倍増です。スカイデッキから、スカイボックスから飛び降りるところを想像したら、下も見られなくなります ^^;
世界の通信塔の高さランキング
クアラルンプールタワーにはこんな感じの世界の通信塔の高さランキングが掲示されています。ちょっと気になるので、世界の通信塔の高さランキングを調べてみました。
1995年の竣工以来長く世界第4位をキープしていたKLタワーですが、2012年の東京スカイツリーをはじめ各国に高層通信塔が完成し、現在は第7位です。
順位 | 名称 | 高さ | 国 | 竣工 |
1 | 東京スカイツリー | 634m | 日本 | 2012年 |
2 | 広州塔 | 600m | 中国 | 2009年 |
3 | CNタワー | 553m | カナダ | 1976年 |
4 | オスタンキノ・タワー | 537m | ロシア | 1967年 |
5 | 東方明珠電視塔 | 468m | 中国 | 1994年 |
6 | ボルジェミーラード | 435m | イラン | 2007年 |
7 | クアラルンプール・タワー | 421m | マレーシア | 1995年 |
8 | 天津テレビ塔 | 415m | 中国 | 1991年 |
9 | 中央広播電視塔 | 405m | 中国 | 1992年 |
10 | 中原福塔 | 388m | 中国 | 2011年 |
ちなみに世界一高いビルは、UAEドバイにあるブルジュ・ハリファ。高さ828メートルの206階建てです。
KLタワーの営業時間
営業時間は、午前9時~午後10時まで(最終入場時間は午後9時30分)です。
サンセットや夜景を楽しみたいと考える方も多いのではないでしょうかね。その場合は、7時ごろの入場がおすすめです。
以下がクアラルンプールの年間の日の出日の入の時刻です。ザックリですが、感じはつかめると思います。
KLタワーの料金
展望デッキのみ:
大人49リンギット(約1,300円)、こども(4歳~12歳)29リンギット(約800円)
スカイデッキ(展望デッキ、スカイボックス含む):
大人99リンギット(約2,600円)、こども(4歳~12歳)52リンギット(約1,400円)
KLタワーの割引チケット
チケットはオンラインで買うと安いです。
メールアドレスを登録して、カード決済をすると、登録したメールアドレスにeチケットが送られてきて、それを窓口に提示すると、正規のチケットと交換してくれるという仕組みです。
簡単な手順を踏むだけで何十パーセントも安くチケットを買うことができますし、なによりチケット売り場に並ぶ必要がないのがいいです。
スタッフの手際が悪いのと、お客さんのマナーが悪いのとが相まって、東南アジアではチケット売り場が意外と混むことがあります。マレーシアなまりの英語もキツイので、そのあたりのコミュニケーションもスキップできるのも、オンラインチケットのいい所です♪
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KLタワーの場所・行き方
【住所】No. 2 Jalan Punchak, Off, Jalan P Ramlee, Kuala Lumpur, 50250 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
【行き方】
最寄駅はモノレールのラジャチュラン駅かブキッナナス駅ですが、どちらからも歩いて10分以上かかります。
ペトロナスツインタワーからKLタワーに歩いて行く方法
ペトロナスツインタワーとKLタワーを一気に制覇することはできるのか?
クアラルンプール観光を検討していると、この疑問にぶち当たることがあります。
ペトロナスツインタワーとKLタワー。近そうでいて、微妙に遠そう…歩けるのか?
答えは「歩けます」です。
ペトロナスツインタワーとKLタワーは約1.5キロ離れていますが、KLタワーのあるブキッナナスの丘のふもとからKLタワーまでシャトルバスが走っているので、その乗り場までは1キロちょっと。
しかも地図のルートを見ての通りですが、ほとんど直線で、かんたんです。ちょっと写真をつけて説明していきましょう。なかなか本題に入れませんが😅
まず、公園の反対側のメインエントランスから左手に進み、こんな感じ公園を抜けていきます。
基本的には真っ直ぐ進むだけですが、円柱状のビルが見えるので、その方向へ。
右手にナンパスポットで有名なビーチハウスを見て通りすぎます。
モノレールが通る高架の下をまっすぐ進みます。
少し登り気味の道が続き、マレーシアバンクのビルが左手に見えるので、その手前を右折します。
また少し登り坂が続きます。
右折してから100メートルほどで左手にKLタワーの入口が見えます。
その先にシャトルバスの乗り場があります。グーグル表示通り15分~20分くらいですね。
最後だけ若干坂道ですが、基本的に平坦ですので、そんなに大変ではありません。
ここから先はブキッナナスの丘の上に建つKLタワーまで登り坂が続きます。ショートカットできる階段がありますが、暑いのでシャトルバスを待った方がいいです。
ということで、ペトロナスツインタワーからKLタワーまで、歩いても距離は大したことはありません。が…クアラルンプールの日中は暑いですので、基本的にはタクシーかgrabを使うのが得策だと思います。
自分は、こうやって街を歩いていると、その国の空気感を肌で感じられて結構楽しいです。でも、暑い💦
KLタワーの見どころ
やっとKLタワーをご紹介できそうです(笑)
ペトロナスツインタワーがカッコいいので、クアラルンプールタワーってどうなの?って思っていましたけど、意外や意外、なかなか面白かったです。
やっぱりペトロナスツインタワーは、ちょっと離れてみた方がいいような。そんな感じがしました。
展望デッキ
地上276メートルにある360度のクアラルンプールビューが楽しめるのが展望デッキです。
360度ぐるっと一周できるよくあるタイプの展望デッキです。眺めはいいんですが、やっぱり室内なので解放感がありません。
チケットは、展望デッキだけのものと、展望デッキ+次にご紹介するスカイデッキ&スカイボックスのものがありますけど、展望デッキだけというのは無しですね。
ペトロナスツインタワーもしっかり見えます。夜は結構きれいそうですね。
ペトロナスツインタワーの展望デッキにも行きましたが、ペトロナスツインタワーからはペトロナスツインタワーは見れないので、夜景を楽しむならKLタワーの方がいいかも。
スカイデッキ
KLタワーに行ったら展望デッキだけで終わりにしないでくださいね。こちらのスカイデッキがメインです。
高さは展望デッキが276メートルで、このスカイデッキが300メートルとほとんど変わらないのですが、スカイデッキは屋外なので、屋内の展望デッキとは開放感が全く違います。
ペトロナスツインタワーもビシッとシャープに見えます。
それに風が気持ちいいです。やっぱり旅にきたら、こんな感じで、おもいっきり深呼吸する時間が欲しいですよね。
スカイボックス
スカイボックスは空中に飛び出したガラス張りのボックスですね。このザックリと鉄骨でつくっれただけの構造。床は強化ガラスで安全なはずですが、マレーシアという国も若干信用度を欠く感じが恐怖を煽ります(笑)
みんな子どもみたいに楽しんでいます♪
スタッフに頼めば写真も撮ってくれますよ。
✅ スカイボックスは2ヶ所にあります。ボックス1がおすすめです。
スカイボックスは2ヶ所。ボックス1とボックス2と名付けられていますが、エレベーターからデッキにでて左側のボックス1がおすすめです。
理由はペトロナスツインタワー。ボックス1はツインタワーの目の前にあります。
ツインタワーの前がいいというのは誰しも考えることなので、ボックス1は混みます。
混んでいる時には整理券が配布されます。整理券はエレベーターを降りてすぐ左側のカウンターで整理券を配っています。
こんな感じの整理券を受け取って番号を呼ばれるのを待ちます。
逆に急ぎの場合は、ボックス2へ行くと比較的空いています。
ボックス2のお客さんの方が写真撮影なんかをゆっくり楽しんでいたような感じも…
ボックス1がおすすめと書きましたが、ボックスからペトロナスツインタワーが見えるかどうかの違いなので、ゆっくり景色や写真撮影を楽しみたいならボックス2もありですね。
スカイカフェ
ひと通り見終わったあとは、スカイカフェで休憩ですね。
スカイカフェはスカイボックスの奥にあります。眺めがいい割には空いています。
スカイカフェでスイカジュースです。
長くなりましたが、最初にご紹介したYouTube覚えています?
ココからじゃんじゃん飛び降りてましたね。ほんと信じられません😂
あとこれも大事な情報です。
窓口へ直接行ってチケットを買うなんてもったいないことはしないでくださいね。
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【KLOOK】では、空港行きの特急KLIAエクスプレスの割引チケットも扱っていますので、クアラルンプール旅行の場合は、【KLOOK】で統一するのがいいのかなという気もします。

といいつつ、2022年は【KKday】が結構熱いクーポンを出してきたので、【KKday】もおすすめだったりします。
こちらの記事でかなりお得なクーポンをご紹介しています。

結局のところ、どのサイト推しでもないので…
ご自身で比較して使いやすそうなところを使っていただければと思います。
【KKday】か【KLOOK】…かな(笑)