アンコールワット寺院、サンライズ(朝日)とサンセット(夕日)とどっちがきれい?
答えはサンライズ(朝日)です。
真面目なので、ちゃんと理由を説明しなくてはいけないですね…と思いつつ、アンコールワットの見取り図とかないし…と思いつつネットを探し回っていたら、とうとうカンボジア観光局のHPでフリーダウンロードの地図を見つけました。
クオリティー低ぅ!
でも、ダウンロード可能な地図がこれしか発見できないので、これで行きます。
拡大して、方位をつけたいと思います。
こんな感じ。
アンコールワットを正面に見ると、お日さまは、アンコールワットの後ろ(東)から昇って、アンコールワットの前方(西)(アンコールワットの正面に立って後ろ側)に沈みます。
つまり、アンコールワット寺院の正面に立つ場合、朝は、アンコールワットの後ろから陽が昇る画、夕方は、アンコールワットが夕日を受ける画、をみることができます。
夕日を受けて赤く染まるアンコールワットもきれいではありますが、やっぱり有名なのは、こんなやつ、アンコールワットの後ろから陽が昇る画ですよね。
お日さまは、こんな感じで、アンコールワット寺院の左側から出てきます。
そう、カンボジア環境局のHPの画像ですが、意外と正確に方角を表現しています。
定番の撮影スポットを押さえておきましょう
上の写真もそうですが、池に映る逆さアンコールワットが定番ですね。
アンコールワットはシンメトリー(左右対称)ですので、左右(南北)に池があります。どっちの池だ?アンコールワットを正面に見て左側(北側)です。
なぜなら、お日さまは、若干左側から昇ってくるからです。
この辺です。(同じ位置からの写真ではないですが、シルエットから想像していただければと思います)
ということで、定番の撮影スポットは、アンコールワットに向かって左側の池の前です。
一番人気のある撮影スポットなので、池の前はすっごく混みます。大陸系とかで、セルフィースティックとか差してくる輩もいるので、結構邪魔です。
良い写真を撮りたい場合には、早めに行って、池のほとりに座って、場所の確保をした方がいいですね。
アンコールワットの日の出時刻
アンコールワットの日の出時刻は、時期によって結構ぶれます。シュムリアップ市街のホテルからは、だいたい7~8キロ。トゥクトゥクで15分くらいでしょうか。中に入ってから、写真撮影スポットまで歩くのとポジション確保のための待ち時間を入れて、1時間くらい前にはホテルを出たいですかね。
時期 | 日の出時刻 |
1月1日 | 6時21分 |
2月1日 | 6時25分 |
3月1日 | 6時15分 |
4月1日 | 5時56分 |
5月1日 | 5時39分 |
6月1日 | 5時33分 |
7月1日 | 5時38分 |
8月1日 | 5時46分 |
9月1日 | 5時49分 |
10月1日 | 5時49分 |
11月1日 | 5時53分 |
12月1日 | 6時 5分 |
当日の入場券(チケット)が必要です
日の出まえの真っ暗闇でも、ペンライトを照らして、係員がチケットのチェックをしていますので、入場券(チケット)が必要です。
チケットは当日を含むものが必要です。(前日分の1日券とかでは入場させてもらえません)
チケットセンター(ビジターセンター)は午前5時オープンなので、時期によっては、当日の朝にチケットを購入してからアンコールワットに向かうと、日の出の時間に間に合わない可能性があります。
翌日分のチケットは、午後5時以降に買うことができます。チケット売り場が閉まるのは午後5時30分ですから、最後の30分だけです。朝並びたくない方は、夕方のこの30分を狙って、チケット売り場に行く必要があります。
チケットセンターは、朝の5時から、結構行列ができるということですので、当日購入して、朝日を見にいく方は、多少早めに、チケットセンターに行ってオープンを待つくらいの感覚で動くのがいいと思います。
日の出ツアーの料金
トゥクトゥクをチャーターして行くのが、いいと思います。
そこらへんでトゥクトゥクをつかまえて交渉してもいいと思いますが、朝日のツアーだけは、出発が日の出前で、アンコールワットまでの道中は真っ暗ですので、それなりにちゃんとしたルートで、信頼できるドライバーに、依頼した方が無難かなと思います。(理由はのちほど)
料金は、日本人バックパッカー御用達のゲストハウス、タケオゲストハウスのHP が参考になります。ただし、こちらの価格表は、ゲストハウスの宿泊客に対する特別料金的な意味合いも含まれた価格設定(最低価格帯)だと思いますので、自分で個別に交渉して、この価格で決めるのは少し難しいと思います。
タケオさんのチャーター便だと、朝日を1人で見に行く、単純往復送迎は、4ドル。(安い!)
自分が、当日の朝に、泊まったホテルのフロントで聞いた際にかえってきた答えは片道8ドル。旅の間お世話になったトゥクトゥクの運ちゃんは、前日決めれば昼間の観光ツアーにプラス5ドルで送り迎えをするって言ってましたので、そのくらいが相場だと思います。
殺されるかと思いました…
ちょっとお伝えしておきたいなと思いもあり、恥を覚悟で。いやぁ、たかが数ドルで命を落とすかと思いましたよ…😅
最初にアンコールワットに行ったときのことです(実はアンコールワットには3回行っています)。
サンライズツアーなんて行っても、晴れていなければ、日の出も見えませんので、朝早く起きて星が出てたら出かけようと計画したわけです。トゥクトゥクなんかどこでも拾えるし、と。
で、朝4時起床、星が出てたので行けると思い、着替えて外へ。で、うえでも触れましたが、ホテルのフロントでトゥクトゥクを呼べるか確認。8ドルとか言うので、外へ出て流しのトゥクトゥクを拾いました。
日の出前なのであたりは真っ暗。そんな中で流しのトゥクトゥクを拾って、往復5ドルということで決定してアンコールワットへGO。道中、運ちゃんと話していると、当然どこから来たのって話になるんですが、コリアだと言っておきました。これ時々使ってたんですが、日本人だと値段交渉がしにくいことがあるので、強気の交渉をするときはコリア出身と言ったりしていました。これも、多分誤算。親日国のカンボジアでは、日本出身と言っておいた方が圧倒的にいい扱いを受けるケースが多い。ものすごい援助をしてきましたからね。だいたいコリア出身といっていいことがあるわけがないか…。まだまだ甘ちゃんでした。
さて、日の出前のアンコールワットへの道中は、本当に真っ暗でなんにも見えません。そんななか、トゥクトゥクドライバー、突然バイクを止めて帰ると言い出しました。しかも5ドル払えと。払わんと突っぱねてたら、今度はこのドライバー、もと来た道を戻り始めました。あたりは真っ暗。ひょえ~!!。で、道端にまた停車。ひょえ~!!殺される~!😱
すると暗闇から、林の中から、男が出てきて…その男になにやら事情を説明しだすドライバー。どうやら男は警察らしいということで、今度は事情を説明する自分。で結果、警察らしき男は自分に5ドル払えと。でも自分は5ドルしか持っていないから、払ったら帰れなくなると…(実際、手持ちは10ドルだけ。)。
いや~、このやり取りを道端の林の入り口みたいなところで。まっ暗でほとんど見えない状況のなか。。。しかも、カンボジア人も黒い😁。何も見えません😂。
もし、このドライバーが本当に悪い奴で、もし、林から出てきた男が警察じゃなかったら、みぐるみ剥がされて捨てられるところでした。どうやら、運ちゃんは、自分を送ってから日の出鑑賞が終わるまで、アンコールワットの前で待っているのが本当に嫌だったみたいですが…。だったら往復で合意するなって感じですが…。
まあ、いろいろありましたが、なんとか切り抜けて、とりあえずアンコールワットまでは送らせて、朝日は見れたわけですが…(これ以上の武勇伝は長くなるので割愛します😅)
ということで、教訓です。
教訓その1 無茶はしてはいけません。安全を優先しましょう。
教訓その2 コリア出身作戦は2度と使わない(アイ アム フロム ジャパン!)
当たり前ですが、身をもって体験すると、身に染みます。
みなさまも、安全第一で、アンコールワットを楽しんでください。
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やっぱり安全第一ですよね😄
普通の旅行者の皆さまは、日本語ガイド付・ホテル送迎付のプランを最初から申し込んでおけば、いいわけです。
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